故人が中心にいる葬儀を目指しています

川瀬佳乃(葬祭部)

先輩インタビュー

業務は通夜・出棺・告別式・納骨・法要など様々な場面で司会進行を行っています。

私のモットーは「故人が中心にいる葬儀を行うことです」

法事では久しぶりに顔を合わせた参列者同士がお互いの近況について話し込んでしまい、意外と故人様が脇に置かれがちなので、参列者が故人の思い出を共有できる法要づくりを心掛けてたり、葬儀では家族の様子を見ながら、棺の中に故人様に対しての手紙を入れる提案や故人にまつわる曲を告別式中に流してみたり、ゴルフが好きだったら道具を飾ってみたりなど故人様を語って頂けるきっかけづくりを意識しています。

印象に残っているのは釣りが趣味だった方の葬儀を受け持った時のこと。故人の意向で所有していた魚拓を棺に入れる事になっていたが、それを寂しく思っている喪主の姿を見たので、魚拓の写真を撮り、初七日法要でそれを釣った海の写真と共に式場に飾らさせて頂きました「こんな形で残してくれてありがとう」という家族からの感謝と参列した友人たちが「釣り好きだったよね」「自分も一緒に行ったよ」と故人様が中心になる目的に添えたかなと思える瞬間でした。